【モラハラ夫と別居】失敗しない準備マニュアル「こっそり始めましょう」

引っ越して喜ぶ女性
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モラハラ夫と別居を決意した方へ。

別居したいと考えているのは、あなた自身が限界に近づいているサイン。
何をしてもダメだったから「離れるしかない状況」なのですよね?

れも

わたしもそうでした

しかし、別居の決意と同時にこのような不安もあるでしょう。

  • 別居の切り出し方がわからない
  • モラハラ夫が合意してくれなそう
  • 怒りでDVに発展しないか心配
悩めるBさん

簡単に別居できるならとっくに離れてますけど

こんなふうに思うかもしれません。


そこで今回は安全かつ効率的に進められる
【モラハラ夫との別居マニュアル】を作成しました。

「あなたの体と心を守るために」別居は正しい選択


自己肯定感・冷静な判断力を取り戻すために、モラハラ夫と距離を取りましょう。

こんなお悩みを解消します!
  • 別居についてモラハラ夫に相談するべき?
  • 別居するために準備すること・注意点
  • 別居当日(昼逃げ)の方法

決断に悩む人はこちらの記事を参考にしてみてください

Contents

モラハラ夫と別居【7つの準備編】


最初に別居のコツをお伝えします。

全てをモラハラ夫に「内緒で」行うこと

この一言に尽きます。
別居の相談や決意表明はモラハラ夫にとって不都合な出来事。

ターゲット(あなた)を失う恐怖心が「暴言・暴力」に変わりやすく
内緒で行うことこそ最も安全な別居方法なのです。


というわけで今日から”こっそり”始めましょう。

具体的な準備内容は7つ。

  1. 別居先・協力者を探す
  2. モラハラの証拠を残す
  3. モラ夫の身分証明書・財産を記録しておく
  4. 銀行口座の印鑑を変更する
  5. 少しずつ荷物を整理する
  6. 別居先と日時を最終確定
  7. 置き手紙の準備

準備① 別居先・協力者を探す

まずは別居後に住む場所・協力してくれる人がいないかを探します。

探し方の優先順位

優先順位:1 実家や兄弟・親しい友人・親戚の家

やはり心強い味方は実家や友人・仲のよい親戚です。

  • 費用を抑えられる(とくに実家)
  • 荷物を少しずつ移動できる
  • 誰かといる方が安全(一人だとモラ夫が来る可能性あり)
  • 子育てのサポート
  • メンタルの回復が早い

費用面・安全性・新生活への準備、全てにおいてメリットがあります。

いずれ別の家を探すにしても最初の別居先は「1人にならない場所」がベスト。
信頼できる人を頼りながら生活基盤を整えましょう。

優先順位:2 シェルターを探す

頼れる人がいない場合、シェルターに避難する方法があります。
入所を希望する際には行政への相談が必要です(連絡先はこのあと準備②に記載)


シェルターとは
家庭内暴力(DV)やモラハラ被害者の自立支援を目的とした施設。
行政や民間団体が運営費用は少額もしくは無料です。


※注意点
長期間の入居は難しい
安全確保のため外部連絡を制限されるケースが多い

シェルターのメリットはモラ夫に見つからないこと。
ただし長期的に住み続けることはできませんので、サポートを受けながら転居先を探すことになります

優先順位:3 新たに部屋を借りる

子どもの生活環境を変えたくない
・仕事を辞めたくない


このように譲れない条件がある場合は、新たに家を借りることになるでしょう。

周囲に迷惑をかけず「自分でどうにかしたい!」
そんな思いがあるのかもしれません。

しかし「モラ夫が現れて子どもを連れ去る」などのトラブルが実際に起こっています。
何かあった際に1人で対応しなければならないという危険性から優先順位を低めにしました。

準備② モラハラの証拠を残す

モラハラの厄介な点は「被害者である証明が難しいこと」です。

今後の話し合いや調停・裁判(念のため)に備えて
第三者にもわかるように証拠を残しておくことがベスト。

証拠の残し方

  • スマホなどで暴言を録音する
     勝手に消去されないようパスワードを設定
  • 録音できなければ手書きも可
     日記・メモでもOK!保管方法は慎重に
  • ブログなどネット上に記録しておく
     入力した日付も残されているとよい
  • 公的機関に相談する
     シェルターの問い合わせもこちら

  DV相談プラス
  内閣府が設置している相談窓口
   女性センター 
  都道府県・市町村が自主的に設置している女性のための施設
  配偶者暴力相談支援センター 
  都道府県が設置している相談窓口

公的機関へ相談すると「履歴」が残ります。
これが後にモラハラの証拠として「あなたを守る材料」になることも


もう我慢の日々ではありません。
一緒にいるのは証拠集めのため、ただそれだけです。

暴言を吐かれたら「はい証拠ゲット」の精神でいてくださいね!

準備③ モラハラ夫の身分証明書・財産を記録しておく

別居中に婚姻費用を請求できますが、
「お金を持っていない」と嘘をつくのがモラ夫あるある

万が一の場合に備えて、以下のものを別居前に揃えられたら完璧です。

  • 夫のマイナンバー入り住民票 
    配偶者なら取得可能です
  • 免許証やパスポートのコピー
    離婚するまでは何かと手続きで必要になります
  • 夫の通常コピー
    できなければ銀行・支店名・口座番号を控える
  • 源泉徴収票のコピー
    なければ役所で所得証明書の取得
  • その他の財産関連
    不動産契約書・保険・株式証券など


子育てにはお金が必要ですし何かと手続きも大変…

これらが手元にあれば「書類が足りなくて受付されない!?」なんて状況を回避できます。

別居後は「区役所へ先回りして制限をかけられる」こともありますので
なるべく別居前に済ませてくださいね。

準備④ 銀行口座の印鑑を変更する

意外と忘れがちなのが印鑑!
あなたの銀行口座、モラ夫と同じ印鑑を使っていませんか?

印鑑を忘れると別居後にモラ夫から借りなければならないことも…
今すぐ新しいものを購入し、登録印鑑を変更しておくと安心です。

れも

わたしは印鑑を置き忘れたまま別居してしまい
手続きが大変でした…泣

ちなみに、離婚して名義変更する際にも「新・旧」両方の印鑑が必要です

こちらのお店はケース付きで安い!

準備⑤ 少しずつ荷物を整理する

こっそり荷物整理して少しずつ減らしましょう。
荷物が少ないほど当日の時間短縮になります。不要品を売れば資金の足しに!

別居先が実家なら

大切なもの(貴重品・子どもの写真・母子手帳など)は先に送って保管がオススメ◎
引っ越し当日はかなりバタバタしますので…

準備⑥ 別居の日時を最終確定

準備が整ったら日時を決めましょう。

行き先や協力者の有無により具体的な方法は変わりますが
ポイントは以下の3点です。

  • 確実にモラハラ夫がいない日時を把握
    いない時間に梱包〜出ていくまでを完了させるため
  • 荷物を誰がどうの運ぶかを決める
    家族や友人の車を使うのか・引っ越し業社に頼むのかなど
  • 協力者または業者との日程調整
    あなたの予定・友人や業者のスケジュール・モラ夫のいない時間からベストな日時を選択

引っ越し業社を探すならネットで見積もり!

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準備⑦ 置き手紙の準備

モラハラ夫への別居報告は「置き手紙」で行います。

理由は2つ。

  • 別居を妨害されないため
  • 事件性がない(自らの意思)と証明するため

突然いなくなるわけですから、内緒で動くとはいえ報告が必要です。

内容はシンプルな一文と日付のみ。
もちろん転居先の情報は書きません。

例)精神的な暴力に耐えられないので別居します
  2021年○月×日

感謝の気持ちなどをダラダラ書くのは絶対にやめましょう。

また「そんな手紙はなかった」と言われたときに備えて、置き手紙をの写真を撮ります。
(別居当日に撮るのがベストですが、忘れる可能性が高いので…)

モラハラ夫が大騒ぎして「捜索願い」を出しそうなタイプの場合は
警察で
捜索願不受理届を提出し、現状を伝えておくと安心です。

モラハラ夫と別居【当日編】

ついに別居当日。
予定通りモラ夫の留守中に決行します。「昼逃げ」と呼ばれる方法です。
(留守中が朝なら朝逃げ・夜なら夜逃げ)

れも

わたしもこの方法でした

当日の注意点

  • 子どもはできれば預けておく
  • 間違ってもモラ夫に「今から別居します」連絡を入れないこと
  • 共有のPCにデータを残していませんか?
  • あなたの交友関係がわかるもの(年賀状なども)を残していませんか?
  • 置き手紙の写真を撮りましたか?

スムーズに作業を進めるためにも、子どもは預けておいた方がよいでしょう。

効率化のためだけでなく「恐ろしい光景」として記憶に残ることを避ける理由もあります。
人生経験が少ない子どもにとって、家の荷物が突然運び出されるのは怖いできごとかもしれません。

この点をふまえて当日の動き方を考えてみてくださいね。

もう戻らない覚悟で

「何か忘れても取りにくればいいや」という考えは捨てましょう。
もうこの家には入れないと思って動くのが現実的。

事前に段ボールで荷造りをするとバレてしまうため
収納ボックスを使って仕分けしておくと当日に運びやすくなります。

モラハラ夫と別居【まとめ】

喜ぶ女性

モラハラ夫と安全かつ効率的に別居する方法を解説しました。
最後にポイントをまとめます。

失敗しない7つの準備

  1. 別居先・協力者を探す
  2. モラハラの証拠を残す
  3. モラ夫の身分証明書・財産を記録しておく
  4. 銀行口座の印鑑を変更する
  5. 少しずつ荷物を整理する
  6. 別居先と日時を最終確定
  7. 置き手紙の準備

別居当日の注意点

  • 子どもはできれば預ける
  • モラ夫に「今から別居します」連絡を入れない
  • 共有PCにデータを残さない
  • 交友関係がわかるもの(年賀状なども)を残さない
  • 置き手紙の写真を撮る
  • もう戻らないつもりで荷物を運ぶ

「やることが多い」と感じたかもしれませんが
後に何かあった場合の対策も含まれているので、なんとか乗り越えてください。

乗り越えた先にはモラハラ被害のない生活が待っています。

これまで頑張ってきたあなたですから
きっとやり遂げられるはずです!

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